埼玉県では、令和7年7月1日より、宅地造成及び特定盛土等規制法（盛土規制法）に基づく盛土規制が県内全域（政令指定都市・中核市を除く）で開始されます。

これにより、一定規模以上の盛土工事には知事の許可が必要となります。許可が必要となるのは、例えば盛土で高さが1メートルを超える崖を生じる場合や、盛土の高さが2メートルを超える場合などです。具体的な規模については、県のホームページで確認できます。

また、土地所有者は、過去に行われた盛土も含め、土地の安全を常に維持する責任があります。

既に工事を開始している場合は、7月1日～22日までに工事内容を届け出る必要があります。許可は不要ですが、届け出は必須です。

規制の詳細や手続きについては、埼玉県ホームページ（https://www.pref.saitama.lg.jp/a1102/kouhukin/kouhukin.html）をご確認ください。盛土に関わる方は、早めの確認と対応を強く推奨します。 今回の規制強化は、安全な土地造成と災害防止を目的としています。