花巻市で野生イノシシから豚熱ウイルス検出！あなたと豚を守るための対策とは？

令和7年9月8日、花巻市内で捕獲された野生イノシシから豚熱ウイルスが検出されました。豚熱は豚やイノシシに感染する病気ですが、人には感染しません。

豚の飼育者は、畜舎の衛生管理を徹底し、野生動物の侵入を防ぐ対策が必要です。具体的には、衛生管理区域の設定、消毒の徹底、飼料の加熱処理、ねずみや野鳥対策、防護柵の設置などが挙げられます。豚に異常が見られた場合は、岩手県県南家畜保健衛生所（0197-23-3531）へ連絡を。

市民は、豚熱発生地域への訪問時は畜産農場へ近づかず、農場の消毒に協力しましょう。山林等へ立ち入った際は、衣服、靴、車両の消毒を徹底し、畜産農場へ近づかないように注意が必要です。野生イノシシの死骸を発見した場合は、近づいたり触れたりしないようにしてください。


飼育豚の異常や野生イノシシの死骸を発見した際は、岩手県県南家畜保健衛生所、花巻保健福祉環境センター、花巻市農林部農政課へ連絡しましょう。