福島県でツキノワグマ出没警報発令！過去最多の目撃情報と不作の秋、遭遇リスク急増！

福島県は、ツキノワグマの目撃件数が過去最多となり、ブナなどの堅果類不作による餌不足から、クマが人里に近づく危険性が高まったため、会津、中通り地域で「ツキノワグマ出没警報」（令和7年9月11日～12月15日）を発令しました。

今年度は、4月～5月には「出没注意報」、5月～9月には「出没特別注意報」が発令されており、9月5日の人身事故を受け、警報レベルに引き上げられました。 人身事故は令和4年度にも複数件発生しています。

早朝や薄暮時の活動が活発なため、早朝散歩は避け、山間部や藪など危険性の高い場所への立ち入りは控えるよう呼びかけています。 登山やキノコ狩りなどを行う際は、複数人で行動し、クマ鈴を携帯するなど、クマとの遭遇防止に努める必要があります。

また、生ゴミや残飯の放置、果樹の放置、ペットフードの放置などはクマを誘引するため、厳禁です。 クマと遭遇した場合、興奮せずにゆっくり後ずさりし、決して走って逃げないように注意が必要です。 詳細な情報やクマ鈴の貸し出しについては、福島県ホームページをご確認ください。