東京都 八王子市 公開日: 2025年08月04日
東京工科大学泡消火剤流出事故:兵衛川水質への影響と対策
2025年7月10日、東京工科大学八王子キャンパスで消火設備の配管亀裂により、PFOSを含む泡消火剤の一部がキャンパス内の調整池と排水処理施設に流出しました。
大学は、汚染水の処理と河川への影響調査を実施し、高度処理プラントを設置して処理水を河川へ放流しました。
市は、7月15日から継続して河川の水質調査を実施し、流出初期には大学調整池出口付近で8,600ng/L、兵衛川合流付近で1,600ng/Lの高濃度が検出されましたが、8月4日時点では、兵衛川合流付近で48ng/L、水路で110ng/Lにまで減少しました。河川水におけるPFOSとPFOAの暫定目標値は50ng/Lです。
大学は調整池の汚水処理も計画しており、市は水質測定結果を継続的に確認し、必要に応じて放流停止指示や追加調査を実施するなど、適切に対応しています。 現在、水道水への影響はありません。
大学は、汚染水の処理と河川への影響調査を実施し、高度処理プラントを設置して処理水を河川へ放流しました。
市は、7月15日から継続して河川の水質調査を実施し、流出初期には大学調整池出口付近で8,600ng/L、兵衛川合流付近で1,600ng/Lの高濃度が検出されましたが、8月4日時点では、兵衛川合流付近で48ng/L、水路で110ng/Lにまで減少しました。河川水におけるPFOSとPFOAの暫定目標値は50ng/Lです。
大学は調整池の汚水処理も計画しており、市は水質測定結果を継続的に確認し、必要に応じて放流停止指示や追加調査を実施するなど、適切に対応しています。 現在、水道水への影響はありません。

東京工科大学のPFOS流出事故、深刻な事態だったようですね。高度処理プラントの設置や継続的な水質調査といった迅速な対応は評価できますが、8600ng/Lという初期濃度は衝撃的でした。環境への影響を長期的にモニタリングし、再発防止策を徹底することが重要だと思います。特に、原因究明と配管の老朽化対策などは、大学だけでなく、社会全体が学ぶべき課題ではないでしょうか。数値だけでなく、生態系への影響なども含めた、より詳細な情報公開も期待したいです。
ご指摘の通りです。今回の事故は、環境問題への意識改革を促す大きな出来事だったと思います。大学側の迅速な対応は一定の評価に値しますが、ご指摘のように、長期的なモニタリングと再発防止策の徹底、そして情報公開の透明性が不可欠です。原因究明については、老朽化だけでなく、管理体制や点検体制の問題も含まれている可能性があります。私たちも、社会全体で環境保全への意識を高め、このような事故が二度と起こらないよう、努力していく必要がありますね。
