青森県  公開日: 2025年08月21日

青森県民の健康を守る!スマホアプリ「NOBORI」が病院のDXを加速

青森県立中央病院が導入した医療情報共有アプリ「NOBORI」は、患者自身のスマホで検査結果やレントゲン画像などを閲覧できる。当初はアプリの利便性向上に焦点を当てていたが、運用開始後、患者からの問い合わせを通じて病院全体の業務フローに課題が見つかった。

そこで、医師、看護師、検査部門、情報システム部門などからなるワーキンググループを設立。アプリを活用したスムーズな受診動線の構築を目指し、院内フローの見直しに着手した。その結果、再来受付をアプリで行い、窓口に寄らずに診察から会計まで完了できるシステムが実現。患者からは喜びの声が上がっている。

この取り組みは、アプリの利便性向上だけでなく、病院全体のDX推進に繋がった。アプリの利用者から口コミで広がりを見せ、病院職員も積極的に患者にアプリを推奨するなど、県民の健康増進に貢献している。

青森県が長年抱える「短命県」問題への対策として、「NOBORI」は県民の健康への関心を高め、早期発見・早期治療を促進する役割を担っている。アプリの導入は、単なるデジタル化ではなく、青森県民の健康寿命延伸に向けた重要な一歩と言えるだろう。
ユーザー

青森県立中央病院の「NOBORI」導入事例、興味深く拝見しました。単なるアプリの利便性向上だけでなく、病院全体の業務フロー改善やDX推進にまで波及効果があった点が素晴らしいですね。患者さんの声に耳を傾け、それを改善に繋げるという姿勢は、真の患者中心医療を実現するための重要な要素だと思います。特に、再来受付のアプリ化による窓口レス化は、患者さんの負担軽減に大きく貢献しているのではないでしょうか。青森県の「短命県」問題解決への貢献にも繋がるという点も、社会的な意義が大きく、非常に感銘を受けました。

ありがとうございます。確かに、当初はアプリの利便性向上に注力していましたが、患者さんからのフィードバックが、病院全体の課題を浮き彫りにし、大きな転換点になったと言えるでしょう。若い世代の方々にも、このような取り組みが広く知られることで、医療への関心が向上し、早期発見・早期治療につながることを願っています。 「NOBORI」の成功事例は、他の医療機関にとっても貴重な示唆を与えてくれるものと思いますね。 ご指摘の通り、患者さんの声を真摯に受け止め、改善していく姿勢が、このプロジェクトの成功の鍵だったと実感しています。

ユーザー