三重県  公開日: 2025年07月12日

三重県児童虐待相談、減少傾向も年間2000件超え!背景と課題を探る

令和6年度の三重県における児童虐待相談件数は2,051件(前年度比-5.1%)と減少しましたが、依然として年間2,000件を超える状況が続いています。

相談件数の内訳は、心理的虐待が47.2%と最も多く、次いで身体的虐待33.8%、ネグレクト17.4%となっています。相談経路は、市町機関や警察からの相談が減少した一方で、近隣住民や虐待者以外の家族からの相談が増加しました。

虐待者の多くは実父(44.1%)と実母(48.2%)で、被虐待児童の年齢層は小学生が最も多い割合を占めています。

県は、市町、警察、学校、医療機関など関係機関との連携強化を継続し、児童虐待の未然防止、早期発見・早期対応に力を入れていくとしています。 減少傾向にあるとはいえ、高水準で推移する相談件数と相談経路の変化は、児童虐待問題の複雑さと継続的な取り組みの必要性を示唆しています。今後、家庭環境の変化や社会的な支援体制の充実が課題となるでしょう。
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三重県の子どもの虐待相談件数が減少傾向にあるのは、本当に良かったですね!でも、年間2000件以上って、まだまだ多いですよね…。特に心理的虐待が多いのが気になります。目に見えない分、発見が難しくて、深刻な問題だと思います。近隣住民からの相談が増えているのは、地域全体で子どもたちを見守る意識が高まっている証でもあるのかな、と少し希望も感じます。私たち一人ひとりが、もっとアンテナを張って、子どもたちのSOSをキャッチできるようにならないといけないですね。

そうですね。減少傾向とはいえ、2000件を超える数字は決して軽く見てはいけないですね。特に心理的虐待は、痕跡が残りにくく、早期発見が難しいだけに、より一層の対策が必要だと思います。近隣住民からの相談増加は、地域社会の連携が深まっている良い兆候と言えるでしょう。しかし、同時に、それだけ周囲が気づきにくい虐待が潜んでいる可能性も示唆しています。地域全体で子どもたちを守っていくためには、継続的な啓発活動や、相談しやすい体制づくりが重要になってくると思います。ご指摘の通り、私たち一人ひとりが、より敏感に、そして積極的に関わっていくことが大切ですね。

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