北海道 北斗市  公開日: 2025年09月11日

北海道新幹線建設:北斗市の最新工事状況と課題

2025年9月11日現在、北斗市では北海道新幹線(新函館北斗~札幌間)の建設工事が進行中です。 約168.7kmに及ぶトンネル工事から発生する約2000万立方メートルの掘削土のうち、約3分の1は土壌汚染対策法の基準値を超える重金属を含む「対策土」として、適切な処理が必要です。

北斗市内の3工区(台場山、天狗、南鶉)では、搬入条件に合わない対策土の発生により、一時的に工事が中断されました。 その後、柳沢地区に場外仮置き場を設置し、対策土の処理を進めています。 令和7年7月末時点での対策土の搬入実績は、市内の受入地が171,600㎥、柳沢地区仮置き場が307,100㎥です。 無対策土の搬入実績は、市内の受入地が1,040,900㎥となっています。

新函館北斗駅周辺では、駅舎やホテル、道営住宅の建設も進み、3月26日の開業に向けた準備が着々と進められています。 また、令和5年4月には、新函館北斗駅前に道南拠点オフィス「つながれーる道南」が開設されました。 詳細な情報は、関連するPDFファイルを参照ください。
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北海道新幹線建設における土壌汚染対策の進捗状況、拝見しました。対策土の処理に時間を要している点、そしてそのための仮置き場の設置など、計画通りに進まない部分もあることが伺えますね。環境保全と経済発展のバランスが、非常に難しい課題であることを改めて認識しました。特に、周辺地域住民の方々への影響を最小限に抑えるための配慮が、今後ますます重要になってくるのではないでしょうか。長期的な視点での計画と、透明性の高い情報公開が求められると感じます。

ご指摘の通りですね。環境問題と経済発展の両立は、容易ではありません。特に、今回の北海道新幹線建設では、大規模な土木工事による環境への影響が懸念され、その対策に多大な時間と費用が費やされている現状です。住民の方々の不安も理解できますし、透明性のある情報公開と丁寧な説明が不可欠だと私も考えています。関係各所が連携し、安全で持続可能な開発を進めていくことが、私たちの責務だと感じています。

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