新潟県は、大阪・関西万博（2025年4月13日～10月13日）の「静けさの森」にて、県の石であるヒスイの常設展示を実施しています。 5億年前、地球の海の底で生まれた希少なヒスイは、縄文時代から日本の文化に深く根付いており、三種の神器の一つ「八尺瓊勾玉」も糸魚川産ヒスイであると考えられています。

展示では、ヒスイの神秘的な美しさや文化的価値を発信することで、新潟県への誘客促進を目指します。 緑、青、紫など様々な色合いのヒスイを鑑賞できる他、5月30日～9月30日には万博会場内で、ヒスイの歴史や新潟との関わりを語るトークイベントも開催。 夜のライトアップによる幻想的なヒスイの輝きも必見です。

糸魚川産ヒスイは、東アジアで唯一の宝石品質を持つ硬玉の産地として知られ、その歴史は世界最古級のヒスイ文化を育んできました。 現在も糸魚川ヒスイ海岸などでヒスイを見つけることができ、糸魚川ユネスコ世界ジオパークでは、持続可能な観光と資源保護を両立させています。 この機会に、新潟の象徴であるヒスイの輝きと、その奥深い歴史に触れてみませんか？