災害でトラブル発生？！ADRで解決の糸口を見つけよう！

地震や台風などの災害では、隣家からの倒壊による損害、家屋の損壊など、予期せぬトラブルが発生することがあります。 例えば、隣家の敷地崩落、倒壊した塀による車の破損、アパートの損壊などが挙げられます。こうした民事上のトラブルは、当事者間での解決が難しい場合が多いです。

そのような場合、ADR（裁判外紛争解決手続）が有効な手段となります。ADRは、弁護士や司法書士などの専門家が中立的な立場で仲介し、話し合いによる解決を目指します。裁判とは異なり、専門家の助言を得ながら解決を図れる点が特徴です。

ADRを利用するには、「裁判外紛争解決手続の利用の促進に関する法律」に基づき法務大臣が認証した民間事業者を紹介する「かいけつサポート」などのサービスがあります。また、災害規模によっては、弁護士会などが「災害ADR」を設置している場合もあります。詳細は各実施主体のホームページをご確認ください。

費用は相談先や手続き内容によって異なるため、必ず相談先に確認が必要です。困ったことがあれば、本文記載の危機管理室にご相談ください。