北海道 小樽市  公開日: 2020年10月16日

結核ってどんな病気?早期発見で安心な生活を!

結核は結核菌が原因で肺に炎症を起こす病気です。咳、痰、微熱、倦怠感、体重減少、食欲不振などが2週間以上続く場合は受診しましょう。高齢者は症状が出にくい場合があるので注意が必要です。

結核菌は患者の咳やくしゃみの飛沫によって空気感染します。感染しても、免疫力があれば発病せず、他者への感染もありません。しかし、免疫力が低下すると発病する可能性があります。

予防には、こまめな換気、咳エチケット、手洗いが重要です。乳幼児は重症化しやすいので、生後5ヶ月~8ヶ月までにBCGワクチン接種が推奨されます。

健康的な生活習慣(適度な運動、睡眠、食事)で免疫力を高め、定期的な胸部X線検査も大切です。高齢者は症状が出にくいので、年に1回の結核・肺がん検診が推奨されます。気になる症状があれば、早めに医療機関を受診しましょう。
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結核の潜伏期間の長さや、高齢者では症状が出にくいという点に改めて気づかされました。日頃から健康的な生活を心がけ、免疫力を高めることが感染予防に繋がるのですね。特に、咳エチケットの徹底は、自分自身を守るだけでなく、周囲への配慮にも繋がる大切な行動だと感じます。定期的な検診も、早期発見・早期治療に繋がる有効な手段だと理解しました。

そうですね。結核は身近な病気でありながら、その症状や感染経路について、きちんと理解している人は少ないかもしれません。若い世代の方々がこのように積極的に知識を深めようとする姿勢は素晴らしいと思います。健康な生活習慣を維持することは、結核だけでなく、様々な病気の予防に繋がりますので、これからも無理なく続けていきましょう。何か気になることがあれば、いつでも相談してくださいね。

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