花巻市議会定例会報告：国・県への要望と地域活性化に向けた取り組み

令和7年第3回花巻市議会定例会において、上田市長は行政報告を行いました。

主な内容は、国と岩手県への要望活動、かわまちづくり計画の登録、新花巻図書館整備、総合花巻病院の事業再生支援、道の駅とうわ周辺の活性化ワークショップ、災害時宿泊施設協定の改定、市内企業の増設支援など多岐に渡ります。

国への要望は、都市再生、学校整備、治水対策、農業支援など39項目に及び、県への要望も39項目あり、特に化製場の悪臭問題については、県主導での解決を強く求めたとのことです。

「花巻地区かわまちづくり計画」は国土交通省の支援制度に登録され、観光客誘致を目指します。新花巻図書館は公募プロポーザル方式で設計業者を選定中で、専門家による審査が行われています。

総合花巻病院は事業再生計画に基づき、経営体制を刷新し、赤字削減に向けた取り組みを継続しています。医師確保や費用削減などに取り組んでいますが、国の医療政策の問題も指摘されています。

道の駅とうわ周辺の活性化に向けたワークショップが開催され、地域住民からの意見を踏まえた取り組みが検討されています。

災害時宿泊施設の提供に関する協定では、支払額と食事提供回数を増額し、より充実した支援体制を整えました。

花巻第一工業団地テクノパークへの企業増設や、花南産業団地の整備を通して、企業誘致を積極的に推進しています。