危険なハチから身を守る！スズメバチ・アシナガバチの対処法と予防策

夏から秋にかけてハチの活動が活発になり、刺傷被害の相談が増えています。特にスズメバチとアシナガバチが多く、スズメバチは強い毒性で生命の危険も伴います。スズメバチは大きくオレンジと黒の縞模様、ボール状の巣を作り、アシナガバチは細長い体で灰色のシャワーヘッド状の巣を作ります。どちらも刺されるとアナフィラキシーショックを起こす可能性があります。

ハチの巣を作らせないためには、ホームセンターなどで売られているハチ駆除スプレーを巣が作られやすい場所に事前に噴霧することが有効です。既に巣ができてしまった場合は、安全に注意してスプレーで駆除しましょう。市役所では防護服の貸し出しも行っています。

ハチに刺されないためには、巣に近づかず刺激を与えない、黒い服を避け、肌の露出を控える、飲食物を屋外に放置しない、ハチが近づいたら手で払わず静かに離れるなどの注意が必要です。刺された場合は、ポイズンリムーバーで毒を抜き、流水で洗い流し、冷やしてすぐに病院へ行きましょう。大きな巣の駆除は、市役所環境保全課にご相談ください（ただし、軒下や通気口の作業は不可）。