家庭の脱炭素化を促進！都が３つの革新的事業に助成金

東京都は、2050年「ゼロエミッション東京」実現に向け、家庭における脱炭素化を促進する３つの事業に助成金を交付することを発表しました。

今回の助成事業は、デジタル技術やスタートアップの技術を活用し、家庭での省エネルギー行動を促す新たなビジネスモデルの創出を支援するものです。

採択された３つの事業は、それぞれ独自の取り組みで脱炭素化を推進します。

旭化成ホームズ株式会社は、昼間の電力需要を創出することで脱炭素化を促進する電力ビジネスを展開。昼間の割安な電気料金メニューを提供し、需要家の電力使用状況を可視化することで、省エネ行動を促します。

auエネルギー＆ライフ株式会社は、再エネ自家消費推進事業として、発電・需要予測技術を用いて再エネの余剰時間帯を推定し、自家消費を促進。リアルタイムでの消費量フィードバックで、継続的な行動変容を目指します。

東京ガス株式会社は、電力市場価格、車両データ、太陽光発電電力を考慮したEV遠隔充電制御システムにより、EVの充電時間を最適化。需要家の経済的インセンティブを高め、行動変容を促進します。

３事業とも令和9年3月31日まで実施され、「2050東京戦略」の一環として、東京都の脱炭素化目標達成に大きく貢献することが期待されています。 問い合わせ先は、環境局気候変動対策部地域エネルギー課（03-5388-3670）と公益財団法人東京都環境公社東京都地球温暖化防止活動推進センター（クール・ネット東京）（03-6258-5313）です。