2025年3月6日、広島県は新型コロナウイルス感染症医療ひっ迫注意報を解除しました。これは、2月24日～3月2日の報告患者数が、県独自基準（定点医療機関当たり8人未満）を下回ったためです。

注意報・警報の発令基準は、定点医療機関当たりの報告患者数と、広島県版J-SPEEDによる中等症以上入院患者数を指標としています。注意報は定点当たり8人以上、警報は定点当たり13人以上、または1医療機関当たり中等症以上入院患者数4人以上で発令されます。

患者数は減少傾向にありますが、広島県は基本的な感染対策と体調管理の継続を呼びかけています。6月30日～7月6日の定点当たり報告数は0.98人と横ばいですが、一部保健所管内では増加傾向が見られます。また、集団発生事例も報告されており、警戒が必要です。

県は、エアロゾル感染、飛沫感染、接触感染の可能性を踏まえ、発症2日前から発症後7～10日間は感染性があること、特に発症後5日間は感染リスクが高いことを注意喚起しています。 家族が感染した場合の対応についても、県ホームページで情報提供しています。

感染状況は常に変化するため、最新情報は広島県ホームページや厚生労働省ホームページをご確認ください。 今後も感染対策を継続し、自身の健康状態に気を配ることが重要です。