北海道 札幌市  公開日: 2025年09月04日

札幌市の水道水と河川における有機フッ素化合物(PFAS)の現状と対策

札幌市では、有機フッ素化合物(PFAS)の中でも特にPFOSとPFOAについて、水道水と河川の水質調査を継続的に実施しています。水道水については、市内5か所の浄水場で定期検査を行い、これまで検出されたことはありません(5ng/L未満)。河川についても、環境基準点と補助点で調査を実施し、指針値(50ng/L)を超過した地点はありません。ただし、過去に丘珠空港周辺の丘珠2号川で高濃度のPFOSが検出された実績があり、その後、濃度は減少傾向にあるものの、引き続き監視を継続しています。地下水調査においても、丘珠空港周辺ではPFOSとPFOAは不検出でした。環境省や厚生労働省による規制や指針値の設定も踏まえ、札幌市は安全な水環境の維持に努めています。詳細なデータは、札幌市環境局環境都市推進部環境対策課、または水道局のホームページをご確認ください。
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札幌市のPFAS調査結果、拝見しました。水道水では検出されていないのは安心ですね。丘珠空港周辺の河川での過去の検出事例は気になりますが、濃度が減少傾向にあると聞いて少しホッとしました。継続的なモニタリングと、透明性の高い情報公開は、市民の不安解消に繋がる重要な取り組みだと思います。数値データだけでなく、その背景や今後の対策についても、より分かりやすく発信していただけると、さらに信頼感が増すのではないでしょうか。

ご指摘ありがとうございます。確かに、数値データだけでは不安が残る方もいらっしゃると思います。札幌市としても、より分かりやすい情報発信に努めてまいります。丘珠空港周辺の河川については、過去の経緯や、濃度減少の要因など、より詳細な情報をホームページ等で公開することで、市民の皆様の理解を深めていただけるよう努力いたします。ご意見を参考に、より良い情報発信を目指してまいります。

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