命を守る！感染症対策を意識した心肺蘇生法の正しい手順

心肺蘇生法は、心臓・呼吸停止者を救命する上で極めて重要です。しかし、感染症リスクも考慮しなければなりません。

救助者はマスクと手袋（またはビニール袋）を着用し、密閉空間では換気を心がけましょう。呼吸確認時は近づきすぎず、少ない人数で行い、人工呼吸用マスクの使用も推奨されます。

成人の場合、口元を覆い、胸骨圧迫のみで人工呼吸は行いません。小児の場合、人工呼吸の訓練を受けた者が行う場合は、胸骨圧迫に加え人工呼吸も実施できます。

心肺蘇生法の手順は、まず反応を確認し、助けを呼び、呼吸を確認、胸骨圧迫を行います。AEDを使用する際は、音声メッセージに従い、電極パッドを正しく貼り付け、操作します。

正常な呼吸があれば心肺蘇生は中止し、救急隊到着まで観察を続けます。心肺蘇生は時間との勝負です。迅速かつ適切な対応が救命率を高めます。119番通報時には、感染防止対策についても指示がある場合があります。