大田原市中山間地域等直接支払交付金：令和6年度支払い状況と集落の取り組み

令和6年度の大田原市中山間地域等直接支払交付金の支払い状況が公開されました。黒羽地区、両郷地区、須賀川地区等の集落が対象です。この交付金は、高齢化や耕作放棄地の増加などにより多面的機能が低下する中山間地域の農業生産維持と多面的機能確保を目的として、平成12年度から導入された制度です。

交付金は、集落協定の締結、計画書の作成、耕作放棄地防止、水路管理などの活動に対して交付されます。令和6年度は、合計152人が参加し、1,711,918平方メートルの協定締結面積に対し、24,290,437円の交付金が支払われました。

交付金は、田畑の面積や傾斜度に応じて配分され、共同活動への配分割合は集落によって異なります。共同活動費は、役員報酬、水路管理費、鳥獣被害防止対策費などに充てられています。

集落戦略の作成も重要で、協定参加者は地域の将来像や農地の継承について話し合い、担い手の確保などの取り組みを推進しています。交付金に関する問い合わせは、大田原市農政課まで。