千葉県 習志野市  公開日: 2025年09月03日

習志野市、いじめ再発防止に向けた抜本対策を発表!

習志野市教育委員会は、いじめ問題再調査委員会の答申を受け、再発防止策を発表しました。

主な対策は4点です。

1. **いじめ法制度理解の醸成**: 教職員向け研修の充実(法制度、事例研究、教育相談スキル向上)、関係法規の常備化、教職員の理解度チェック、学校いじめ対策組織の実効性確認など、法制度理解を徹底します。

2. **いじめ対応体制の強化**: 早期発見のため、情報集約担当者による5W1H記録テンプレート導入、弁護士相談体制の周知、SOS教育の徹底、不登校生徒へのきめ細やかな対応、情報共有組織の構築など、現場での対応能力向上を目指します。

3. **重大事態調査の第三者委員会の改善**: 事務局担当者選定における第三者性・公平性の確保、利害関係のない委員選定、選定基準と経過の透明性確保など、客観的な調査体制構築に注力します。

4. **重大事態調査記録の適切な管理**: 会議録作成の徹底、調査報告書と関連記録の10年間保管など、記録管理の厳格化を図ります。

これらの対策は令和7年8月18日に市長に報告され、今後も状況に応じて追加・充実される予定です。
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習志野市教育委員会の再発防止策、詳細な内容に一定の期待感を感じます。特に、法制度理解の醸成と重大事態調査における第三者委員会の改善は、再発防止に不可欠な要素だと考えます。しかし、効果測定や具体的な数値目標の設定など、より客観的な評価基準を盛り込むことで、対策の実効性を高めることが重要なのではないでしょうか。研修の効果測定や、情報共有システムの運用状況なども、定期的に検証していく必要があると感じます。

ご指摘の通り、数値目標の設定や効果測定といった客観的な評価基準は、今後の取り組みにおいて不可欠ですね。特に、研修の効果測定は、教職員の意識改革を定量的に把握する上で重要な指標になります。情報共有システムについても、運用状況の定期的な検証と、必要に応じた改善を継続していくことで、より円滑な情報伝達と迅速な対応を実現できるでしょう。ご意見、大変参考になりました。ありがとうございます。

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