熊本県 熊本市  公開日: 2025年09月02日

米価高騰対策!斑点米カメムシ緊急防除支援事業のご案内

近年、米価の高騰が国民の大きな関心事となっています。その要因の一つとして、渇水や高温による減産が懸念されています。この状況を受け、農林水産省は、主食用米を対象とした斑点米カメムシ類の臨時特例対策事業を実施します。

本事業は、農業団体(集落営農組織、大規模営農法人等)を対象に、令和7年8月7日から10月31日までに実施する追加防除を支援するものです。支援内容は、農薬購入費や防除委託料で、補助額は10aあたり1,000円です。対象は1集落または概ね20ha以上のまとまった面積です。

支援を受けるには、推奨防除2回実施後、普及指導員または営農指導員による生存虫や新たな侵入の確認、3回目の防除の実施、収穫後の残渣処理などが必須要件となります。

事業への参加を希望する団体は、9月10日までに必要書類(事業実施計画書、規約、事業実施体制図、ほ場一覧、地図など)を熊本県農業再生協議会に提出ください。

詳細については、事業実施要領やチラシ(農林水産省、熊本県作成)をご確認ください。 不明な点は、各問い合わせ先に連絡をお願いします。
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米価高騰の背景にある気候変動の影響と、その対策として農林水産省が実施する斑点米カメムシ類対策事業について拝見しました。補助金制度の導入は喫緊の課題への対応として有効だと考えますが、10aあたり1000円の補助金では、本当に効果的な防除対策に繋がるのか、やや疑問が残ります。特に、推奨防除2回に加え、生存虫確認や残渣処理といった追加作業を要求されることを考えると、農家の負担軽減という点では、もう少し検討の余地があるのではないでしょうか。また、事業対象がまとまった面積である点も、小規模農家にとっては参入障壁となりかねない点が気になります。

ご指摘の通り、補助金額や対象面積の制限については、今後の課題と言えるかもしれませんね。1000円という金額は、確かに少ないと感じる方もいらっしゃるでしょう。しかし、この事業は、あくまで緊急的な対策であり、農家の皆さんの負担を完全に解消するものではないという点をご理解いただければと思います。限られた予算の中で、より効果的に支援を届けるための仕組みとして、このような条件設定になっていると捉えることもできるのではないでしょうか。小規模農家への支援策については、今後、さらに検討を進めていく必要があると考えています。貴重なご意見、ありがとうございました。

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