救急現場を救う！マイナ保険証を活用した「マイナ救急」実証事業開始

令和7年10月1日から令和8年3月31日にかけて、千葉県習志野市消防局において、「マイナ救急」の実証事業が行われます。これは、傷病者の同意を得た上で、マイナ保険証を用いて通院履歴や服薬情報などを閲覧し、救急活動の迅速化・円滑化を目指すものです。

6隊中5隊が参加し、事業終了後には全隊への展開を予定しています。救急隊員は、マイナンバーカードリーダーで情報を取得し、タブレット端末で閲覧。氏名、生年月日、住所、受診歴、服薬情報などを確認し、適切な医療機関を選定、搬送先の病院への事前連絡を行い、迅速な治療開始を支援します。

閲覧情報は端末に保存されず、傷病者や家族の負担軽減、正確な情報に基づく迅速な対応を目指しています。

マイナ保険証の申請・登録を済ませておくことが必要です。詳細は、総務省消防庁「マイナ救急特設サイト」をご確認ください。