9月認知症月間：認知症予防と早期発見のためのガイド

高齢者の約3.6人に1人が認知症またはその予備群であり、若年性認知症患者も存在します。認知症は年齢に関わらず発症する可能性があるため、予防と早期発見が重要です。

主な症状は記憶力・判断力の低下で、進行すると妄想や徘徊などが現れます。 「ヒントがあっても思い出せない」「日常生活に支障がある」場合は、医療機関への受診を検討しましょう。

予防には日々の生活習慣が大きく関わります。高齢になってからの取り組みでも効果があり、遅すぎることはありません。脳の活性化を図る講座や、もの忘れ予防健診なども利用できます。

認知症の疑いがある場合、かかりつけ医に相談し、必要に応じて認知症サポート医や高齢者総合相談センター（地域包括支援センター）に相談できます。 区では、認知症に関するガイドブックの配布や講演会、オレンジカフェ（認知症カフェ）、認知症サポーター養成講座なども実施しています。 早期発見・早期治療のため、積極的に情報収集し、適切な対応をしましょう。