八郷地区下水道計画見直し：住民説明会で寄せられた声と市の対応

6月25日、八郷総合支所で八郷地区下水道計画の見直しに関する住民説明会が開催されました。説明会では、石岡地区との行政サービス格差、計画縮小への疑問、相談窓口の設置時期、浄化槽設置に関する対応、情報公開、霞ヶ浦浄化との関係性、計画見直しへの要望、合併浄化槽維持管理費、補助金増額など、多くの意見や質問が出されました。

市側は、石岡地区と八郷地区のサービス格差については「ご意見として承ります」と回答。計画縮小は全国的な流れによるものと説明しましたが、財源繰り入れの可能性については言及していません。相談窓口は6月26日から開設。計画から除かれる地区の具体的な場所や今後の整備計画は、関連書類からのダウンロードを案内しました。霞ヶ浦浄化への影響については、高度処理型合併浄化槽の普及により問題ないと説明。

住民からは、計画縮小への納得感の低さや、財政負担に関する説明の必要性、計画見直しへの要望が強く訴えられました。市側は、計画の確実な浸透と不安解消に努めると回答。合併浄化槽維持管理費の負担軽減に向けた支援や、補助金増額についても検討すると述べました。説明会で出た意見は、今後の計画見直しや対応に反映される予定です。