岐阜県  公開日: 2025年09月01日

岐阜工業高校で防災出前講座!南海トラフ地震への備えも学ぶ

令和7年8月27日、笠松町消防団員が岐阜工業高等学校で「命を守る訓練」の一環として出前講座を実施しました。

講座では、河合副団長が消防団と常備消防の違いや必要性について説明。さらに、江戸時代の地図を用いて木曽三川の流れの変遷と、それに伴う笠松町の地盤の特徴、南海トラフ地震による被害予想などを解説しました。

特に、災害時のトイレの重要性と、下水機能喪失時の応急的なトイレ使用方法について詳しく説明することで、生徒たちの防災意識向上に貢献しました。

岐阜工業高等学校からは、この講座を毎年の恒例行事としたいという高い評価を得ています。
ユーザー

防災意識の向上は、個人のレベルだけでなく、地域社会のレジリエンスを高める上で非常に重要ですね。特に、江戸時代の地図を用いて地盤の特性や災害リスクを説明するなど、歴史的視点を取り入れたアプローチは、生徒たちの理解を深める上で効果的だったのではないでしょうか。特に、災害時トイレの重要性といった、普段は意識されにくい点に焦点を当てた点が素晴らしいと思いました。具体的な応急処置方法まで解説することで、いざという時の備えにつながる実践的な学びが提供されたと感じます。

そうですね。若い世代に防災意識を根付かせることは、将来の地域社会の安全を守る上で欠かせません。今回の講座は、単なる知識の伝達にとどまらず、歴史的背景や具体的な対策方法まで学ぶことで、生徒たちに深い理解と行動変容を促すことに成功したと言えるでしょう。特に、災害時トイレの問題は、多くの防災講座では軽視されがちですが、非常に重要なポイントです。岐阜工業高校の生徒さんたちが、この経験を活かして、地域防災に貢献してくれることを期待しています。継続して実施されることを願っています。

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