広島で犯罪被害者支援を推進！講演会、記念行事、そして学生たちの活動

毎年11月25日から12月1日は犯罪被害者週間です。広島県では、この期間に様々な啓発活動が行われました。

まず、11月29日には、公益社団法人広島被害者支援センター主催の講演会が開催されます。講師は、公益社団法人徳島被害者支援センター理事の清家政明氏で、東日本大震災で娘さんを亡くされたご経験を踏まえたお話が予定されています。広島県警察音楽隊の演奏会もあります。詳細・申込は広島被害者支援センターホームページにて。

また、令和6年度には、JR広島駅で街頭キャンペーンを実施。大学生ボランティアを「一日被害者支援員」に委嘱し、約1500組の広報資料を配布しました。さらに、広島被害者支援センター設立20周年記念行事を開催。基調講演やパネルディスカッションが行われ、約150名が参加しました。

広島修道大学では、「社会安全政策論特殊演習」において、広島被害者支援センターの講師を招き、被害者支援について学ぶ講義を実施。広島市立図書館などでは、警察が資料を提供する巡回展示も行われました。

令和6年度の「大切な命を守る」全国中学・高校生作文コンクールには、広島県からも多くの応募があり、優秀作品集は警察庁ホームページで公開されています。


これらの活動は、犯罪被害者への支援の重要性を啓発し、より良い支援体制構築を目指しています。