茨城県 鹿嶋市  公開日: 2025年08月27日

戦後80年、鹿嶋の戦争遺跡をパネル展で追想

令和7年(2025年)は戦後80年。鹿嶋市では、この節目を迎え、8月30日(土)から9月10日(水)まで、鹿嶋市立中央公民館市民ギャラリーでパネル展「戦後80年 鹿嶋の戦争遺跡」を開催します。

太平洋戦争中、鹿嶋市には神之池航空基地があり、終戦間際には特攻隊の訓練が行われていました。昭和53年の調査では、山王台と呼ばれる丘陵に防空壕や格納庫の跡が確認され、航空基地の中枢がそこにあったことが示唆されています。これらの遺構は現在失われていますが、パネル展では調査記録をもとに、当時の鹿嶋市の戦争遺跡と戦時下の様子を紹介します。

無料入場で、開館時間は9時~21時(月曜休館)。戦争と平和について考える機会として、多くの方々の来場を期待しています。 お問い合わせは鹿嶋市教育委員会社会教育課(Tel:0299-82-2911)まで。
ユーザー

戦後80年という節目に、鹿嶋市の戦争遺跡に関するパネル展開催は意義深いですね。特攻隊の訓練が行われていたという事実を知り、改めて戦争の悲惨さを痛感します。失われた遺構の記録を丁寧に展示することで、未来への教訓として繋いでいく取り組みは、とても重要だと思います。貴重な資料に基づいた展示、ぜひ拝見したいです。

そうですね。若い世代の方々が、こうした歴史をきちんと知ろうとしてくれることは、本当に嬉しいです。戦争の記憶は風化してしまいやすいものですが、パネル展を通して、当時の状況や人々の思いを理解し、平和の大切さを再認識する機会になればと願っています。ご関心をお寄せいただき、ありがとうございます。ぜひお時間のある時に、足を運んでみてください。

ユーザー