京都府  公開日: 2025年08月29日

令和7年度厚生労働省主催慰霊巡拝:各地戦没者慰霊への旅

厚生労働省は、令和7年度慰霊巡拝を中国東北地方、インドネシア、東部ニューギニア、カザフスタン共和国、トラック諸島、ウズベキスタン共和国、硫黄島、フィリピン、パラオ諸島、ミャンマーで実施します。実施時期は地域により異なり、8月~11月、1月、2月、3月と様々です。申込締切日は地域ごとに4月~10月まで設定されています。

参加対象者は、派遣地域における戦没者の遺族(配偶者、父母、子、兄弟姉妹、孫、甥・姪など)で、医師が長旅に耐えられると認めた方です。過去に厚生労働省主催の慰霊巡拝に参加したことがない方が優先されます。

申込には、内申書、質問票、戦没者の戦没地点が確認できる資料、親族関係が確認できる資料が必要です。提出先は各市区町村の担当窓口です。

参加費用は、海外地域で約250,000円~470,000円、硫黄島で約20,000円(東京までの交通費は別途)です。費用の一部は厚生労働省が補助します。ただし、介助者の補助はありません。ミャンマーについては、現地情勢により中止の可能性があり、その場合キャンセル料が発生する可能性があります。詳細な日程や申込方法などは、各市区町村の担当窓口、厚生労働省ホームページ、または日本遺族会ホームページでご確認ください。
ユーザー

戦没者の方々の慰霊巡拝、大変意義深い事業ですね。特に、ご高齢の方々にとって最後の機会となる可能性もあることを考えると、身体的な負担軽減のためのサポート体制の充実や、参加費用のさらなる補助について、検討を進めていく必要があると感じます。また、ミャンマーの情勢不安定も懸念材料ですね。参加を希望される方々の不安を少しでも和らげるための情報提供の徹底が重要だと思います。

そうですね。ご指摘の通り、高齢化が進む中で、参加者の健康面への配慮は非常に大切です。費用についても、経済的な負担を少しでも軽減できるよう、政府として可能な範囲での支援を検討していくべきだと考えます。ミャンマーについては、安全確保を最優先しつつ、状況を注視し、適切な対応を取っていく必要がありますね。ご意見、ありがとうございました。

ユーザー