スマホで命を救う！新システム「Live119」で迅速な救助を！

令和7年8月29日より、スマートフォンを活用した映像通報システム「Live119」が開始されました。このシステムは、119番通報時に音声に加え、映像を送受信することで、火災現場や急病人などの状況を消防に迅速かつ詳細に伝えることができます。事前登録やアプリダウンロードは不要ですが、スマートフォンの機種や設定、OSバージョン（最新またはその一つ前）によっては利用できない場合があります。

通報者が音声で伝えにくい状況や場所が不明瞭な場合でも、映像によって迅速な状況把握と的確な指示が可能になります。消防は映像を見ながら応急手当の指導や、手当方法の動画を送信することもできます。

利用にあたっては、通報者の安全が確保されていることが前提です。消防が必要と判断した場合、映像送信の協力を依頼します。SMSで送信されるURLをタップし、ブラウザ（AndroidはChrome、iPhoneはSafari）からシステムを起動します。撮影中は周囲の安全に注意し、第三者のプライバシーに配慮してください。通信料は通報者の負担となります。

撮影された映像は災害活動への対応を目的とし、個人情報は法令に基づき適切に扱われます。災害現場で撮影している人は、システム利用者である可能性があるため、冷静な対応をお願いします。