伊勢原市、空家対策強化！放置空き家による近隣被害を防ぎます

令和5年12月13日、改正空家等対策の推進に関する特別措置法が施行されました。伊勢原市では、この改正法に基づき、放置された空き家による近隣への悪影響を防ぐため、「伊勢原市管理不全空家等及び特定空家等の認定基準」を策定しました。

これにより、従来の「特定空家等」（倒壊・衛生被害・景観損壊のおそれがある状態）に加え、放置すれば「特定空家等」になるおそれのある「管理不全空家等」についても、所有者等への指導・勧告が可能となりました。

認定基準は、国のガイドラインを参考に、建物の状態と周辺への悪影響を考慮して判断されます。管理不全空家等と認定された場合、市から適切な管理の指導が行われ、改善が見られない場合は勧告となります。勧告を受けると、固定資産税等の特例措置が適用除外となり、税金が約4倍になる可能性があります。

空き家の適切な管理は、近隣住民の生活環境を守る上で非常に重要です。所有者・管理者の方は、基準を参考に適切な管理をお願いします。詳細については、伊勢原市建築住宅課住宅係（0463-94-4782）までお問い合わせください。