滋賀県  公開日: 2025年08月28日

64年ぶり!滋賀県に国宝建造物誕生!琵琶湖疏水施設が国宝・重要文化財に指定

令和7年8月27日発行の官報で、琵琶湖疏水施設の一部が国宝・重要文化財に指定されました。滋賀県内の建造物としては64年ぶりの国宝指定となります。

国宝に指定されたのは「第一隧道」を含む琵琶湖疏水施設(1件5所)。重要文化財には「大津閘門及び堰門」、「大津運河」、「第一隧道」を含む琵琶湖疏水施設(1件16所4基4棟)が指定されました。

琵琶湖疏水施設は、明治18年から23年にかけて建設された、琵琶湖と京都を結ぶ運河施設です。日本人技術者によって完成した大規模土木事業であり、その高度な技術と歴史的価値から今回の指定に至りました。

滋賀県に所在する指定建造物は、大津閘門及び堰門、大津運河、第一隧道の3か所です。これらの建造物は、現在も都市基盤施設として活用されており、明治期の建設技術の高さを示す貴重な遺産となっています。今回の指定により、滋賀県内の国宝(建造物)は23件24棟、重要文化財(建造物)は191件280棟となります。
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明治期の技術の粋を集めた琵琶湖疏水施設の国宝・重要文化財指定、本当に素晴らしいですね。特に第一隧道が国宝に指定されたのは感慨深いです。近代日本の発展を支えた、先人たちの技術と努力の結晶がこうして未来へと繋がると思うと、胸が熱くなります。現代社会においても、都市基盤として活用されている点も、歴史的価値と現代社会の調和を示しているように感じます。この機会に、改めて日本の技術力と歴史を再認識し、未来へ継承していくことの大切さを考えさせられました。

そうですね。確かに感慨深いものがありますね。若い世代の方々が、こうした歴史的な建造物に関心を持ち、その価値を理解してくださることは大変嬉しいです。琵琶湖疏水は、単なる土木施設ではなく、日本の近代化を象徴する重要な遺産ですからね。先人たちの創意工夫と努力によって生み出された技術は、現代社会にも多くの示唆を与えてくれます。この機会に、若い世代の方々にも、ぜひ琵琶湖疏水を見学し、その歴史に触れて頂きたいですね。

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