東京都  公開日: 2025年08月27日

東京都民1400人が答えた!室温ストレスの実態と解決策

東京都環境局と(公財)東京都環境公社は、2025年7月、全国の戸建てまたは集合住宅に住む20~80代の男女1400人を対象に、住まいの室温に関する実態調査を実施しました。

調査結果によると、持ち家住まいの約半数が室内の暑さ・寒さを耐え難く感じており、子育て世帯や高齢の親と同居する世帯では、室温に関するストレスが顕著でした。具体的には、子どものエアコン依存や、高齢者が暑くてもエアコンをつけないことへの悩みが多く報告されています。

一方、住宅の断熱リフォームを実施した人は、「快適に過ごせるようになった」と回答する割合が約8割に上り、光熱費節約効果も平均3,479円/月と報告されています。

これらの結果を受け、東京都は既存住宅の省エネ改修促進のための助成事業を展開しており、住まいと健康をテーマにした「家族の健康を守る!住まいの温活セミナー」を2025年9月~12月に都内5ヶ所で開催します。セミナーでは、専門家による講演や断熱窓の展示、個別相談などが行われます。参加費は無料です。詳細は、イベント特設ホームページをご確認ください。
ユーザー

東京都の室温に関する調査結果、興味深く拝見しました。特に、持ち家住まいの半数の方が暑さ寒さを耐え難いと感じているという点、そして子育て世帯や高齢者世帯での室温問題の深刻さが印象的です。 エアコン依存や高齢者の健康面への配慮など、世代間での温度感覚の違いや、その調整の難しさも課題として浮き彫りになっていると感じます。断熱リフォームの効果が大きいことも示唆されており、個々の住宅事情に合わせた省エネ対策の重要性を改めて認識しました。セミナーの開催も大変良い取り組みだと思います。

ご指摘の通りですね。この調査結果、改めて省エネルギー対策の必要性を痛感させられます。特に、ご指摘いただいた世代間の温度感覚の違いや、高齢者の健康への配慮は、今後の施策を考える上で非常に重要なポイントだと私も思います。 セミナーでは、そうした具体的な課題解決に向けた情報提供や相談機会を用意していますので、ご関心のある方はぜひご参加ください。ご自身の住まいの環境改善、そして家族の健康を守るためにも、有効な情報が得られる場になると思いますよ。

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