茅ヶ崎市要配慮者利用施設向け：津波災害警戒区域指定と避難確保計画作成の徹底ガイド

茅ヶ崎市は令和7年3月、神奈川県より津波災害警戒区域の指定を受けました。これにより、市地域防災計画に名称と所在地が記載された要配慮者利用施設（高齢者・障害者施設、保育園、学校、医療施設等）は、津波発生時の避難確保計画作成と避難訓練実施が義務化されます。

令和7年8月4日には、オンライン説明会が開催され、避難確保計画作成の手引き、様式、記入例などが配布されました。対象施設は、洪水・高潮浸水想定区域、土砂災害警戒区域、津波災害警戒区域に所在する施設です。

避難確保計画は、利用者の円滑かつ迅速な避難を確保するための防災体制や訓練に関する事項を定めたものです。作成にあたっては、市が提供する様式や手引き、国土交通省の参考資料などを活用できます。

津波災害警戒区域内の施設は、令和8年2月に市地域防災計画に掲載され、義務化が正式に施行されます。計画作成後、チェックリストと共に所管課へ提出が必要です。避難訓練実施後も報告が義務付けられています。

各災害種別（洪水、土砂、高潮、津波）に対応した様式と記入例が用意されており、市ホームページからダウンロードできます。問い合わせ先は、施設の種類によって異なりますので、該当する部署にご連絡ください。