沖縄県で麻しん患者発生！予防接種で守ろう！

沖縄県で麻しん（はしか）患者が発生し、注意喚起が出されています。麻しんは感染力が非常に強く、高熱や発疹などの症状が現れます。肺炎や脳炎などの合併症も起こる可能性があります。予防には麻しん風しん混合ワクチン（MRワクチン）の2回接種が最も有効です。1歳児と小学校入学前1年間の幼児で未接種の方は、速やかに予防接種を受けましょう。

麻しんを疑う症状（発熱、せき、発疹など）がある場合は、医療機関に直接行かず、事前に電話で症状などを伝えましょう。医師の指示に従い、検査を受け、麻しんが否定されるまでは外出を控えましょう。麻しん患者と接触した方は、毎日体温測定を行い、健康状態に注意してください。

麻しんは空気感染するため、手洗い・マスクだけでは予防できません。予防接種が最も有効な予防策です。過去に接種歴がない、または不明な方は、かかりつけ医に相談しましょう。海外旅行を予定されている方も、渡航先の流行状況を確認し、予防接種について検討してください。沖縄県では過去に麻しんの大流行があり、多くの犠牲者が出ています。二度と悲劇を繰り返さないためにも、予防接種の重要性を理解し、積極的に接種しましょう。