中井町の「幸福論」に迫る！町長と民生委員が語る、地域福祉と未来への課題

2026年新春鼎談では、戸村裕司町長、民生委員・児童委員の石鍋勝夫さんと古宮千恵子さんが、中井町の幸福論について語りました。

石鍋さんは、民生委員制度80年を迎え、全国の民生委員の熱意に感銘を受けたと語ります。担当地域である半分形地区は自治会が強く、地域住民のつながりが深い一方、古宮さんの担当する宮上地区はアパートが多く、外国籍住民も多いため、近隣住民との関係構築が課題となっています。

地域福祉の課題として、高齢化による独居者の増加や、自宅の老朽化による生活環境の懸念が挙げられましたが、近隣住民の支え合いや、町地域包括支援センター、役場の支援体制の充実が、支援を届ける上で重要であることが示されました。

また、町では「第七次中井町総合計画」が始動し、地域幸福度を測るアンケートが実施されました。住みやすさを実感する声が多い一方で、生涯学習施設の整備や、若い世代が町で働くイメージを持てるような取り組みの必要性も指摘されました。町長は、これらの意見を今後の町政に活かしていくと述べました。