滋賀県 公開日: 2025年08月25日
滋賀県でミナミアオカメムシ注意報発令!ダイズへの被害拡大に警戒
滋賀県は8月25日、ミナミアオカメムシの大量発生によるダイズ被害拡大の恐れから、令和7年度病害虫発生予察注意報第4号を発表しました。これは、県内で過去にダイズにおけるミナミアオカメムシの注意報を発表したことがない初めての事例です。
県内5か所の予察灯調査では、ミナミアオカメムシ成虫の誘殺数が平年の6.4倍に達し、特に近江八幡市安土町大中では平年の約10.8倍と過去10年間で最多を記録しました。また、水稲ほ場での調査でも、平均生息数が過去10年間で最も多い1.2頭(平年0.03頭)と確認されました。
水稲収穫後、ミナミアオカメムシがダイズ畑に移動し、莢内の実を吸汁することで、ダイズの品質低下や減収につながる可能性が高いため、注意報が発令されました。
県は農業者に対し、若莢期と子実肥大初期に薬剤防除を徹底するよう呼びかけています。 問い合わせは滋賀県病害虫防除所(電話:0748-46-4926・6160、メールアドレス:[email protected])まで。
県内5か所の予察灯調査では、ミナミアオカメムシ成虫の誘殺数が平年の6.4倍に達し、特に近江八幡市安土町大中では平年の約10.8倍と過去10年間で最多を記録しました。また、水稲ほ場での調査でも、平均生息数が過去10年間で最も多い1.2頭(平年0.03頭)と確認されました。
水稲収穫後、ミナミアオカメムシがダイズ畑に移動し、莢内の実を吸汁することで、ダイズの品質低下や減収につながる可能性が高いため、注意報が発令されました。
県は農業者に対し、若莢期と子実肥大初期に薬剤防除を徹底するよう呼びかけています。 問い合わせは滋賀県病害虫防除所(電話:0748-46-4926・6160、メールアドレス:[email protected])まで。

今回のミナミアオカメムシの大量発生、深刻ですね。過去に例のない事態とのことですし、特に近江八幡市安土町大中の発生状況は危機的なレベルと感じます。水稲から大豆への移動を考慮した、迅速かつ的確な防除対策が不可欠だと思います。農家の方々の負担も大きいかと思いますが、県による情報提供や支援体制の充実が重要だと感じます。大豆の品質や収穫量への影響も懸念されますし、今後の推移を注視していきたいです。
そうですね。確かに深刻な状況で、農家の方々には大変なご苦労がかかっていると思います。過去に例がないという点も、対応の難しさを感じさせますね。県の迅速な注意報発令は、早期対策に繋がるという意味で非常に重要だったと思います。そして、ご指摘の通り、農家の方々への支援体制の強化も不可欠です。技術的な指導はもちろん、経済的な支援についても、県を挙げて取り組んでいくべきでしょう。今後の被害状況の推移と、対策の効果についても、しっかりと見守っていきたいと思います。
