一宮市、南海トラフ地震への備え強化！防災アプリ導入で安心安全な街づくりへ

一宮市は、「防災の日」を前に、南海トラフ地震など大規模災害への備えを強化しています。

具体的には、全小中学校61校に防災備蓄倉庫を増設し、簡易ベッド、パーティション、使い捨てトイレ、ペット同行避難スターターキットなどを備蓄。3校には体育館にエアコンを設置し、バリアフリートイレトレーラーも導入しました。

さらに、河川水位情報システムをリニューアルし、スマホで浸水情報やライブカメラ映像を確認できるようにします。道路冠水箇所に浸水センサーを設置し、迅速な対応を支援します。

新たな「防災アプリ」も導入。災害情報配信、避難所位置情報、防災用品チェック機能に加え、避難所受付の事前登録機能も備えています。このアプリを通じた避難者情報のリアルタイム把握により、支援物資の効率的な配送を目指します。

しかし、行政による「公助」だけでは限界があるため、「自助」と「共助」の重要性を強調し、市民一人ひとりの備えを呼びかけています。