徳島県 徳島市  公開日: 2025年08月25日

徳島大空襲体験談から学ぶ平和の大切さ:語り部と学芸員による感動のイベント報告

令和7年8月10日、はこらいふ図書館で「徳島大空襲の経験ー平和への願いをこめてー」を開催しました。10歳の時に徳島大空襲を体験した橋本保子さんによる生々しい体験談と、徳島県立博物館学芸員小林篤正さんによる資料に基づいた解説を通して、戦争の悲惨さと平和の尊さを改めて認識する機会となりました。

橋本さんは、空襲時の様子、疎開生活、食糧難など、自身の体験を克明に語りました。終戦の報を聞いた時の感動も語られ、平和への強い願いが参加者に伝わりました。

小林さんは、写真や資料を用いて、徳島市が焼け野原となった状況や、戦争による国民生活の崩壊などを説明。参加者は真剣に聞き入っていました。

イベント後、参加者からは「生の体験を聞くことができた」「戦争はあってはならない」といった感想が寄せられました。橋本さんからは、若い世代への平和へのバトンタッチを願うメッセージが送られました。 このイベントは、戦争を経験した世代の証言と歴史的資料を通して、平和の大切さを再確認する貴重な機会となりました。
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橋本保子さんの体験談、深く心に響きました。10歳という幼い年齢で、想像を絶するような苦難を乗り越えられたことに、ただただ敬意を表します。小林さんの解説も分かりやすく、資料と合わせて当時の状況をより鮮明に理解することができました。改めて、平和の尊さ、そして未来への責任を強く感じました。戦争を知らない世代だからこそ、こうした機会を通して、歴史を学び、平和を希求する姿勢を大切にしていきたいです。

橋本さんのお話、本当に心を打たれましたね。あの時代の苦しみ、そして平和への強い願いが、今も鮮やかに伝わってきました。あなたのおっしゃる通り、私たち世代は戦争を経験していませんが、だからこそ、この貴重な体験談を次世代へと繋いでいく責任があると思います。若い世代が、歴史を正しく理解し、平和な未来を築いていけるよう、これからも共に努力していきましょう。

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