【福井県】インフルエンザ・結核・手足口病…感染症から身を守る！最新情報と予防策を徹底解説

福井県健康増進課が、県内の感染症発生動向について最新情報と予防策を公開しました。

インフルエンザは、高熱や全身倦怠感などを伴い、高齢者や慢性疾患を持つ方は重症化するリスクがあります。流行前のワクチン接種、手洗いや十分な休養が予防に有効です。

結核は、咳やくしゃみで空気中に飛び散った菌を吸い込むことで感染し、主に肺に炎症を起こします。高齢者で発症が多く、2週間以上咳が続く場合は早期受診が必要です。肺がん検診（胸部エックス線検査）は結核検診も兼ねています。

手足口病は、口や手足に水疱性の発疹が出る感染症で、主に夏に子どもを中心に流行します。集団生活を送る施設での感染に注意し、日頃からの手洗いが大切です。

風しんは、発熱や発疹、リンパ節の腫れなどが特徴で、大人や妊婦が感染すると重症化や先天性風しん症候群のリスクがあります。麻しんは、感染力が非常に強く重症化しやすいため、予防接種が推奨されています。

HIV（エイズ）は、性行為、血液、母子感染が主な感染経路です。早期発見のため、早期受検が重要です。

肝炎ウイルス（B型・C型）は、肝硬変や肝がんへ移行する可能性があり、感染に気づいていない人も多いことから、早期の検査と治療が大切です。

これらの感染症に関する詳細情報や相談窓口は、福井県感染症情報ホームページなどで確認できます。