【食中毒発生】人気飲食店「信濃路」に3日間の営業停止命令！ノロウイルス集団感染の原因と対策

鴻巣保健所は、飲食店「信濃路」で発生したノロウイルスによる食中毒を受け、同店に3日間の営業停止処分を科しました。

12月11日、12日に「信濃路」で提供された食事を喫食した42名のうち38名が、嘔吐、下痢、発熱といったノロウイルスによる健康被害を発症しました。患者の便および調理従事者の便からノロウイルスが検出され、共通の食事を原因とする食中毒と断定されました。

保健所は、食中毒の再発防止のため、営業停止期間中に施設の消毒や調理従事者への衛生教育などを指導するとしています。

ノロウイルス食中毒は秋から冬にかけて多発する傾向がありますが、最近は通年で発生しています。感染予防には手洗いの徹底が重要であり、特に調理前、食事前、トイレ後には石鹸を使った丁寧な手洗いが推奨されています。また、二枚貝の加熱や、嘔吐物などの消毒には塩素系消毒薬や熱湯消毒が効果的です。