旭川市の緑、未来への指針！市民の声と専門家の視点で計画改定へ

令和7年度第3回旭川市緑の審議会では、「第2次旭川市緑の基本計画」の中間見直しが行われました。

会議では、市街化区域などの緑被率が32%と、前回から約4%上昇したことが報告されました。これは主に既存樹木の成長や、住宅跡地の空き地化が要因と考えられています。

計画改定では、児童遊園などの小規模公園を近隣の公園へ統廃合する方針が示され、効率的な公園整備の検討が進められます。また、公園の快適性向上や駅周辺エリアの魅力向上、ゼロカーボンシティ実現に向けた取り組みなどが重点施策として再確認されました。

数値目標についても、緑被率の目標値引き上げや、自然の評価、家庭菜園の実施率、みどりの維持管理への参加率、協働団体の維持・増加、公園の安全・安心感向上など、アンケート結果や社会情勢を踏まえ、現実的な目標値への修正が提案・承認されました。

今後、パブリックコメントなどを経て、令和8年4月上旬の計画改定版発行を目指します。