宮崎県  公開日: 2025年08月22日

宮崎県立看護大学が土呂久公害を学ぶ!貴重なフィールドワークに密着

宮崎県は、令和7年8月28日(木)~29日(金)に、宮崎県立看護大学学生13名(学生12名、教員1名)を対象とした「土呂久を学ぶフィールドワーク」を実施します。

このフィールドワークは、高千穂町土呂久地区でかつて発生した砒素公害(土呂久公害)の記憶継承を目的とし、平成29年度から毎年実施されているものです。

2日間にわたるプログラムでは、土呂久公民館や鉱山跡地などを巡り、講話や地域住民との交流を通して、公害の歴史、地域の歴史・文化・自然などを多角的に学びます。

講師陣には、宮崎大学客員教授やNPO法人アジア砒素ネットワーク副理事長、高千穂町国民健康保険病院看護部長、高鍋保健所長などが名を連ね、専門的な視点からの講義が予定されています。

最終日には、天岩戸神社・天安河原の見学や高千穂町国民健康保険病院の訪問も含まれています。

取材の際は、地元住民への配慮をお願いします。
ユーザー

宮崎県が主催する土呂久のフィールドワーク、大変興味深いですね。特に、専門家の方々の講義と地域住民との交流を通して、公害問題を多角的に学べる点が魅力的だと思います。単なる歴史学習にとどまらず、地域社会の現状や課題、そして未来への展望まで考察できる貴重な機会なのではないでしょうか。天岩戸神社などの観光要素も組み込まれているのも、学習の幅を広げ、より深い理解を促す工夫として素晴らしいと感じます。

そうですね。若い世代が過去の教訓を学び、未来に活かそうとするこの取り組みは、本当に素晴らしいと思います。土呂久で起きた出来事は、決して過去のことではなく、現在そして未来の私たちにも深く関わってくる重要な問題です。学生さんたちが、この経験を通して何を学び、将来どのように社会に貢献していくのか、とても楽しみです。そして、天岩戸神社への訪問は、歴史と自然の両面から学ぶことができる良い機会ですね。貴重な体験になることでしょう。

ユーザー