重度障害者医療費助成制度：医療費負担を軽減し、安心して医療を受けられるように

重度障害者医療費助成制度は、障害のある方が必要とする医療を容易に受けられるよう、医療費の一部を助成する制度です。

対象者は、身体障害者手帳1・2級、療育手帳A、精神障害者保健福祉手帳1級、指定難病等で障害年金1級該当の方、または療育手帳B1と身体障害者手帳の両方をお持ちの方です。ただし、一定の所得制限があります。

助成内容は、保険適用医療費の自己負担額の一部を市が助成します。医療機関等では、1医療機関・調剤薬局・訪問看護ごとに1日500円以内の一部自己負担が必要です。同月内に支払った一部自己負担額が3,000円を超えた場合は、自動で返金される軽減措置もあります。

助成を受けるには、府内の医療機関では「重度障害者医療証」を提示します。府外の医療機関や医療証を提示できなかった場合は、医療費を一度支払い、後日返金手続きを行います。

加入健康保険の変更、住所変更、氏名変更、交通事故等で受診した場合は、届け出が必要です。転出、健康保険資格喪失、障害者手帳の対象外となった場合は、資格喪失となります。