【猫との共生】下関市が推進する「地域猫活動」でトラブル解決！

下関市では、飼い主のいない猫によるふん尿被害や鳴き声の苦情が増加しています。
これを受け、市は「地域猫活動」を推進するためのガイドラインを策定しました。

地域猫とは、地域の理解と協力のもと、飼育管理者を明確にし、不妊去勢手術の徹底や餌・ふん尿の管理などを地域ルールに基づいて行う猫のことです。
地域猫活動は、猫の繁殖を抑え、数が増えないようにすることで、将来的に飼い主のいない猫をなくすことを目指します。

この活動には、市民、地域、行政、動物病院がそれぞれの役割を担い、協働で取り組むことが重要です。
ガイドラインでは、地域住民の理解を得ることから始まり、猫の調査、ルール作り、資金調達、メンバー決定、周知、届出、そして餌やふん尿の適正管理、不妊去勢手術（TNR）、譲渡先の確保、活動記録まで、具体的な手順が示されています。

地域猫活動は、猫の問題だけでなく、地域の環境問題として捉え、猫と人が共生できる地域づくりを目指すものです。