北方領土返還へ決意新たに！全国会議と中央アピール行動開催

令和7年度、北方領土返還に向けた重要な二つの取り組みが実施されました。

まず、11月30日には「都道府県民会議代表者全国会議」が都内で開催。各都道府県の代表者が集まり、政府からの説明を聴取し、北方領土問題対策協会の事業進捗を確認しました。来年度の担当県や事業実施についても協議が行われ、返還運動の継続的な推進を確認しました。

続いて、12月1日には「北方領土返還要求中央アピール行動」が銀座で開催。1945年12月1日に根室町長が北方領土返還を求めた歴史的経緯を受け、「返還運動のはじまりの日」として位置づけられています。この行動は、平和条約締結交渉の早期再開と国民世論の喚起・高揚を目的としています。

出発式では、根室市長や北海道知事、国会議員、元島民代表らが登壇し、北方領土返還への強い決意が表明されました。その後、アピール行進が行われ、返還要求の声を東京の中心に響かせました。