北海道 小樽市  公開日: 2020年10月11日

戦後80年、小樽の中学生が広島で平和を学ぶ!未来へつなぐ貴重な体験

小樽市は、昭和57年の「核兵器廃絶平和都市宣言」以来、毎年平和事業を実施しています。令和7年度は、戦後80年を機に、中学生4名を「小樽市平和派遣団」として広島県へ派遣しました。

8月4日から6日にかけて、広島市、呉市、竹原市(大久野島)を訪問。平和記念資料館、平和記念公園、原爆ドームなどを視察し、被爆体験者の講話を聞きました。

派遣団参加者は、事前に「戦争と平和についての思いと参加動機」をテーマに作文を提出。選考を経て選ばれた4名の作文からは、戦争の悲惨さへの理解と平和への強い願いが読み取れます。

作文には、家族の戦争体験、ウクライナ情勢への懸念、被爆者への思いやりなど、それぞれの視点から平和への希求が綴られています。

8月17日には、小樽市立図書館で派遣報告会を開催し、参加者たちが広島での体験を発表しました。この事業は、若い世代に戦争の記憶と平和の大切さを伝え、未来への平和構築に貢献することを目的としています。
ユーザー

小樽市の平和派遣団の取り組み、大変素晴らしいですね。特に、中学生の皆さんが自ら作文を書き、選考を経て広島へ派遣されるという点が、単なる修学旅行とは一線を画していると感じます。被爆体験者の生の声に触れることは、教科書では得られない深い学びにつながるでしょうし、未来を担う若者たちの平和への意識を高める上で非常に効果的な事業だと考えます。 ウクライナ情勢を鑑みても、今こそ、こうした地道な平和教育の重要性が改めて問われていると感じます。報告会での発表も、きっと多くの人の心に響いたことと思います。

そうですね。若い世代が自ら平和について考え、行動を起こす、その姿勢に感銘を受けました。小樽市の取り組みは、単に過去を振り返るだけでなく、未来への責任を担う若者たちに平和の大切さを伝承していく、未来への投資だと感じます。彼女たちの作文や報告会での発表から、戦争の悲惨さだけでなく、平和への強い意志が伝わってきたことでしょう。この経験が、彼女たちの将来の人生に大きな影響を与え、平和な世界を築く力となることを願っています。 本当に素晴らしい事業ですね。

ユーザー