ヤングケアラーを理解し、支えるために：北海道・小樽市の取り組みと相談窓口

ヤングケアラーとは、家族の介護や日常生活の世話に「過度に」携わり、子ども・若者としての健やかな成長や社会生活に支障をきたしている子ども・若者のことです。支援対象年齢はおおむね30歳未満で、状況によっては40歳未満も対象となります。

北海道では、ヤングケアラー向けハンドブックを小学生と中高生向けに作成し、啓発に努めています。小樽市では、関係機関と連携し、早期発見・支援体制を構築。小中学校、高校（令和8年度から）でヤングケアラーに関する講習会を実施し、理解促進を図っています。

相談窓口として、小樽市こども家庭センター「にこにこ」（18歳未満）、小樽市福祉総合相談室（18歳以上）、北海道ヤングケアラー相談サポートセンター（ヤンサポ）、子ども相談支援センターなどが存在し、様々な悩み相談に対応しています。 ヤングケアラーに関する情報は、北海道やこども家庭庁のホームページでも確認できます。 周囲の大人の理解と支援が、ヤングケアラーの課題解決に不可欠です。