もしもの時の「自分らしい生き方」を、家族と話そう！～人生会議（ACP）で健康づくりも～

冬の訪れとともに、心と体の健康に気を配る季節となりました。
本記事では、「人生会議（ACP：アドバンス・ケア・プランニング）」を通じて、自身の希望する生き方や医療・介護について、家族や医療・介護関係者と話し合い、共有することの重要性をお伝えします。

人生会議（ACP）は、終活とは異なり、「もしもの時」に備えて、自分の意思を周囲と共有する活動です。
これにより、「自分らしい生き方」を実現し、家族とのすれ違いを防ぎ、本人の意思を尊重した生活を送る準備ができます。

人生会議（ACP）は、直接的な健康づくりではありませんが、以下の3点から健康づくりにつながります。
1.「自分らしい生き方」の実現による生きがいや前向きな気持ちの育成。
2. 家族や友人、医療関係者との交流促進による社会的なつながりの強化。
3. 自分で選んだ生き方を尊重されることによるストレス軽減と安定した気持ちでの生活。

人生会議（ACP）は、日常会話から始められます。
「どう生活したいか」「大事にしたいことは何か」といったテーマを決め、家族など大切な人と想いを共有し、話し合った内容を記録することが大切です。
また、市介護保険課や地域包括支援センターなどの相談窓口、新座市版エンディングノート、人生会議すごろくといった市の取り組みも活用できます。

人生会議（ACP）は、人生を豊かにし、「自分らしい生き方」を支える大切な取り組みです。
まずは、身近な人との対話や自分自身について考えることから始めてみませんか。