【未来への提案】「特別市」で大都市はもっと強くなる！

現行の指定都市制度は、65年以上前の暫定的なもので、現代の課題に対応しきれていません。

そこで、指定都市市長会は、住民の意思を尊重し、地域の実情に合わせた大都市制度として「特別自治市（特別市）」の創設を提案しています。

これは、二層制の自治構造を廃止し、大都市が一元的に地方事務を担う新たな地方自治体の形です。

指定都市市長会は、「多様な大都市制度実現プロジェクト」などを通じて、この「特別市」実現に向けた機運醸成や具体的な検討を進めています。

神奈川県内の横浜市、川崎市、相模原市も連携し、総務省へ早期法制化を求める要請活動を行っています。

相模原市も、自主的・自立的で効果的な行政運営のため、「本市にふさわしい大都市のあり方」を検討し、報告書をまとめています。