高知市議会9月定例会、活発な議論で市政課題に迫る！

高知市議会は、9月9日から30日まで開かれた9月定例会（第509回）の概要と、12月定例会の日程について報告しました。

定例会では、市長提出議案69件が可決・承認・認定され、一般会計補正予算案なども原案通り決定しました。一方、議員提出議案3件は否決されました。

令和6年度決算については、一般会計の歳入総額が前年度比2.4%増の約1630億円、歳出決算額が同2.2%増の約1618億円となりました。財政調整基金などを活用し、実質収支は黒字となりましたが、厳しい財政状況が続く見通しです。

18名の議員による個人質問では、財政、防災対策、健康福祉、環境、商工振興、教育など多岐にわたる市政課題について活発な質疑が行われました。特に、「学びの多様化学校」の設置、行財政改革、使用料・手数料の見直しなどが議論されました。

また、議会BCPに基づく災害対応訓練の実施や、各会派の定例会を振り返っての意見、委員会の活動報告なども掲載されています。

市議会だよりは、本会議映像の配信、ケーブルテレビでの中継、会議録の閲覧、録画DVDの貸し出し、アプリでの閲覧など、多様な方法で情報提供を行っています。