SFTSウイルス感染症に注意！マダニ対策であなたとペットを守ろう

重症熱性血小板減少症候群（SFTS）は、SFTSウイルスを持つマダニに刺されることで感染する危険な病気です。近年、発生地域が拡大しており、年間100例を超える患者が報告されています。主な症状は発熱、倦怠感、消化器症状で、重症化すると死に至ることも。

感染を防ぐには、マダニの生息地への立ち入り時は長袖・長ズボンを着用し、虫よけ剤を使用することが重要です。野外活動後は、マダニに刺されていないか必ず確認しましょう。

ペットを飼っている場合は、ペットへのマダニ対策として、獣医師に相談の上、適切な駆除剤を使用しましょう。ペットの健康状態に変化があれば、すぐに動物病院を受診することが大切です。体調不良のペットに触る際は手袋を着用し、咬まれないよう注意しましょう。猫は完全室内飼育が望ましいです。

SFTSの症状が出た場合は、速やかに医療機関を受診し、ペットの飼育状況や健康状態を医師に伝えましょう。厚生労働省のウェブサイトなどで詳しい情報を確認できます。