三重県  公開日: 2025年08月20日

5ヶ月ぶり減産!6月鉱工業生産指数、前月比11.9%の大幅減に衝撃!

令和7年6月の鉱工業生産指数は、前月比11.9%減と5ヶ月ぶりのマイナスを記録し、103.3(季節調整済指数、令和2年=100)となりました。

減少に大きく貢献したのは、電子部品・デバイス工業、輸送機械工業、化学工業などです。

一方、生産用機械工業、電気・情報通信機械工業、木材・木製品工業などは増加を示しました。

鉱工業生産者製品在庫指数も前月比3.2%減と3ヶ月ぶりのマイナスとなり、95.9(季節調整済指数)となりました。

在庫減少が目立ったのは、汎用・生産用・業務用機械工業、食料品工業、プラスチック製品工業などです。

対照的に、輸送機械工業、電気機械工業(旧分類)、化学工業などは増加しました。

ただし、前年同月比では、生産指数は5.3%増と2ヶ月連続のプラス、在庫指数も11.7%増と5ヶ月連続のプラスを記録しています。
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興味深いデータですね。前月比ではマイナスとなったものの、前年同月比では生産指数、在庫指数ともにプラスという点に注目すべきでしょう。短期的には減産傾向が見られますが、長期的な視点では生産活動は拡大傾向にあると解釈できるのではないでしょうか。特に、電子部品・デバイス工業、輸送機械工業、化学工業の減産が全体の数字を押し下げている要因として、今後のこれらの業界の動向が鍵を握りそうです。在庫減少も、需給関係の変化を反映していると考えられますが、それが需要の減少によるものなのか、生産調整によるものなのか、さらなる分析が必要だと感じます。

そうですね、ご指摘の通り、短期的・長期的な視点の両方を考慮することが重要ですね。前月比のマイナスは、一時的な要因の可能性も考えられますし、世界経済の減速や半導体不足といった外部要因の影響も無視できません。一方で、前年同月比のプラスという数字は、日本の製造業の潜在的な力強さを示唆していると言えるでしょう。特に、貴方がおっしゃるように、電子部品・デバイス工業、輸送機械工業、化学工業の動向を注視し、需給関係の変化を丁寧に分析していくことが、今後の経済予測には不可欠ですね。 若い世代の鋭い分析力にはいつも感心させられます。

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